パレスチナ・ガザ地区で一連の衝突が始まってからきょうで3年です。和平合意の後も復興に向けた計画は停滞していて、医療現場は資材の枯渇を訴えています。

国境なき医師団 カタラウィ医師 「顔にやけどを負った子どもや患者の治療用マスクをつくるために使う材料はこれが残っているすべてです」

 ガザ地区にある「国境なき医師団」の拠点では、3Dプリンターでマスクをつくり、現在、戦闘で傷付いた70人を治療しています。

 マスクは皮膚に圧を掛け、傷を目立たないように回復させる効果があるといいます。

 しかし、医師団が1月にイスラエルから「条件を満たしていない」として活動許可を取り消されて以降は、現地の職員だけで治療を続けています。

 新たな材料も手に入らず、マスクはあと2人分しか作れないと訴えています。

カタラウィ医師 「子どもは体形が変化し、マスクが合わなくなった場合には調整するか新しいマスクが必要になる」

 和平合意後も復興計画は停滞していて、他の病院でも医療資材の不足が深刻だと国連機関が指摘しています。