富山県南砺市で、特産の「あんぽ柿」作りが最盛期を迎えています。

 富山県南砺市の農家では、釣鐘型をした三社柿を使った「あんぽ柿」作りが行われています。

 収穫された柿の皮をきれいにむいた後、2つ一組に糸でつないで、棚につるしていきます。

 「あんぽ柿」は、通常の干し柿よりも乾燥期間が短く、水分を多く残すため、果肉が柔らかくゼリーのような食感に仕上がるのが特徴です。

 鮮やかなオレンジ色の柿がずらりと並び、秋本番を告げる甘い香りが漂っていました。

富山干柿出荷組合連合会 藤井敏一さん 「今年は夏場に雨が少なくて、ちょっと太りが遅くて心配していたのですが、9月から適度に雨が降りまして、実が大きく、そして甘さも十分出ていますので、いい干し柿、『あんぽ柿』になると思います。糖度は日本トップクラスの甘さですから、40度を超える甘さですから、それを味わっていただきたいですね」

 11月からは乾燥期間を長くして、より甘みを凝縮させた「干し柿」の生産も始まります。

 富山干柿出荷組合では、合わせて280万個の出荷を見込んでいて、このうち2割ほどが、台湾やシンガポールなど海外にも輸出されるということです。