フィギュアスケートの世界ジュニア王者、仙台市立七北田中学校3年の羽生結弦選手がたったひとりの卒業式に臨みました。

 オランダで行われた世界ジュニア選手権で、見事優勝した羽生選手。まずは、臨時の全校集会で後輩や先生達に優勝を報告しました。その後、紅白の幕が張り巡らされた校長室へと移動。オランダへ出発する日と卒業式が重なってしまった世界王者のために、学校側が臨時の式場を仕立てたのです。羽生選手は、照れた表情を浮かべながらもしっかりと卒業証書を受け取っていました。

 羽生結弦選手「文武両道。勉強もスケートも高校に行っても頑張っていきたいです」
 早くも4年後のソチオリンピックでの活躍に期待がかかる羽生選手。この春からは荒川静香さんの母校東北高校に進みます。