コロナ禍後に外出が増えたことなどから、宮城県では2025年に警察が受理した落とし物は約36万2000件と過去最多となっています。

 2025年に多かった落とし物のランキングです。

 3位は会員証、2位はハンカチやタオルといった生活用品、1位キャッシュカードやクレジットカードでした。

 届けられた落とし物はどのように管理されているのか、特別に警察署の保管場所を見せていただきました。

 駅や商業施設など仙台市中心部を管轄する仙台中央警察署には、大量の傘が棚に保管されています。

 仙台中央警察署では、宮城県の落とし物の約3割を取り扱っていて、3カ月間保管しています。

 水原和紀会計課長「JRから来る傘であったり、商業施設ですね。大きな占有者ごとに棚が分かれています」

 施設ごとに整理されているのは、仙台中央警察署ならではの光景だということです。

 この他、キャンプ用品に脚立、箱入りのシャンパンに手押し車まで様々です。

 水原和紀会計課長「大きな物も忘れられるんだなと。小さい物とか傘とかはあるかなとは思いますけれども」

 届けられた落とし物には1つ1つタグを付け、特徴をシステムに登録して管理しています。

 2025年2月からは、宮城県警に届いた落し物がインターネットで検索できるようになりました。

 検索画面で落とした期間や場所、品物の種類などを入力すると警察で保管している落とし物の一覧が表示されます。

 更に、落とし物をした時に警察に提出する遺失届も、オンラインで提出できます。

 ただし、2025年に警察に提出された「遺失届」のうち、オンラインでの届け出はわずか5パーセントだったということです。

 仙台中央警察署の水原会計課長によりますと、警察署に行かなくてもスムーズに手続きできるのでオンラインがおすすめ。遠方の場合は郵送でも対応できる」ということです。