宮城県は、大規模接種センターの接種対象者を拡大すると発表しました。18日からは県外から県内に通勤・通学している人もセンターでワクチン接種を受けることができます。

 JR仙台駅東口の大規模接種センターでは、これまで宮城県内在住者を対象に3回目のワクチン接種を進めてきましたが、18日からは「県外から県内の企業や学校に通っている人」も対象に加えます。

 県外在住者がセンターで接種を受けるには、住んでいる市町村から発行された接種券が必要です。

 県によりますと、山形県から仙台に通う人たちなどから大規模接種センターでの接種を希望する声が多く寄せられていて、県内での感染拡大を防ぐためにも接種対象を拡大することを決めたということです。

 大規模接種センターでは1日に最大で5000人に接種が可能ですが、18日以降は毎日2000人から4000人程度の空きがあり、県の担当者は空いている分の有効活用にもつながると話していました。