全国のトップを切って、宮城県気仙沼市で養殖ワカメの初入札が行われました。

 17日、気仙沼や石巻など県内12の浜に水揚げされた養殖ワカメ74トンが出荷され、全国から訪れた買い付け業者が厚みや香りを確かめました。

 業者「そこそこ色は良いけど、ちょっと身入りが足りない。これから良くなるんじゃないですか」

 2022年は海水温が高かった影響で、生育に2週間程度の遅れが出ているものの、色つやが良く、良い出来に仕上がっているということです。

 養殖ワカメの出荷は5月まで続き、県漁協では例年並みの1万1500トンの生産を見込んでいます。