宮城県富谷市の地区の活性化事業をめぐり富谷市の職員が建設会社の元社長から接待を受けたとされる贈収賄事件で、仙台地検は2人を起訴しました。調べに対し「なれ合いの関係になっていった」などと供述しているということです。

 起訴されたのは、富谷市産業観光課の元課長補佐、菅原憲一郎被告(49)と建設会社の元社長、安藤健一被告(50)です。

 起訴状などによりますと、菅原被告は2023年10月から2026年3月までの間、富谷市が進める地区の活性化事業などで、安藤被告の会社が所有する不動産の利活用について便宜を図った見返りに、飲食や宿泊など約30万円相当の接待を受けた罪に問われています。

 捜査関係者によりますと、2人はまちの活性化に関する業務を通じて知り合い、当初は飲食代などを折半することもありましたが、飲食やゴルフを共にする中で「なれ合いの関係になっていった」などと供述しているということです。

 安藤被告は「菅原被告との関係を維持したかった」などと供述していて、関係を維持するために接待を繰り返していたとみられています。

 菅原被告は、業者が取得した元JAの建物などの土地活用について、取得段階から相談に乗り富谷市長らに事業計画などを説明する機会も設けていました。

 2人はこれまでの調べに対し、容疑を認めています。