仙台市で18日、オミクロン株の一種で、更に感染力が強いとみられる「BA.2」の感染が、初めて1人確認されました。2月上旬に発症し、海外滞在歴や不特定多数との濃厚接触はないということです。

 宮城県内では18日、新型コロナウイルスの新たな感染者が782人確認されました。金曜日としては11日の759人を上回り過去最多です。

 新たに確認されたのは、仙台市で460人、大崎市52人、名取市48人、岩沼市24人、多賀城市21人、石巻市・利府町で各19人、塩釜市16人、富谷市・大河原町で各13人、栗原市11人、登米市・亘理町で各10人、白石市・東松島市で各9人、柴田町・丸森町で各6人、涌谷町・松島町・蔵王町で各5人、気仙沼市・美里町・七ヶ浜町で各4人、角田市・村田町・大郷町で各3人の計782人です。

 年代別では、10歳未満109人、10121人、20129人、30133人、40135人、5061人、6048人、7024人、8015人、906人、100歳代1人です。

 川崎町の高齢者施設でクラスターが発生し、12人の感染が確認されました。

 宮城県のまとめによりますと、18日午後1時時点で療養者は過去最多の6,881人で、内訳は入院126人、宿泊療養305人、自宅療養2,837人、入院・療養先の準備中・調整中835人、療養先調整中314人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で39.9%(204511床)、重症病床は23.6%(1355床)、仙台医療圏に限ると46.1%(152330床)、重症病床は30.0%(1240床)です。

 宮城県が発表している16日現在のPCR検査等の実施状況は、131,031件(陽性425)、143,078件(陽性824)、152,481件(陽性719)、コールセンターへの相談件数は、13689件、14934件、15675件、となっています。