東北地方整備局は、ダムの貯水率低下を受けて渇水対策本部を警戒体制に移行し、関係機関と連携を強化します。

 東北地方の多くの河川では水の量が少ない状態が続いていて、宮城県では広瀬川と吉田川の水量が基準の半分以下にとどまっています。

 東北地方整備局が管理する18のダムのうち、14で貯水率が平年に比べて低くなっていて、鳴子ダムでは7月29日に貯水率が31年ぶりに0%になりました。

 東北地方整備局では、7月25日に設置した渇水対策本部を、注意体制から警戒体制に移行し、関係機関と連携を強化するとともに、水の無駄使いをしないよう呼び掛けています。