新型コロナ対策を協議する全国知事会のウェブ会議で、村井宮城県知事は、新生活が始まり県境を越えた移動が増える4月を前に、政府に対しワクチン接種の更なる推進を求めました。

 村井知事は4日に開かれた会議で、県内で連日600人前後の新規感染者が続いている現状を報告した上で、3回目のワクチン接種の更なる推進を政府に求めるよう訴えました。

 村井知事「3月4月にかけて進学、就職、転勤の時期ですので、多くの人が県をまたいで移動します。ぜひとも政府でも早め早めのワクチン接種をするよう声掛けをし、皆さん3回目のワクチンを打ってから移動するようにしっかりと徹底してほしい」

 知事会では、4日に出た意見を来週にも後藤厚生労働大臣に提出することにしています。

 また、村井知事は会議終了後には、4日から始まった5歳から11歳の子どもを対象にした小児ワクチンについて「家族の中で話し合い接種を前向きに検討してほしい」と話していました。