16日夜に発生した最大震度6強の地震によって、宮城県内の広い範囲で断水が続いていることから、県は自衛隊に災害派遣を要請する方針を明らかにしました。

 県内では、午前10時現在で少なくとも約1万2000戸が断水となっています。

 断水に伴い、大崎市と栗原市で給水車が不足しているため、県は自衛隊に災害派遣要請を行う考えを示しました。

 村井知事は「水は命に関わる。しっかりと供給できるようにしていきたい。被害状況の把握を急ぎ、迅速な対応を行ってほしい」と述べました。

 また、建物の損傷や水が出ないなどの被害が確認されたことから、26の市と町で少なくとも320の公立学校が臨時休校としました。