宮城県は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県全域に出している緊急特別要請について、期限を迎える3月21日で終了することを決めました。

 県は、年明け以降、感染が急拡大した第6波では、政府のまん延防止等重点措置の適用は求めず、企業に対するテレワークの推進や学校での部活動の自粛など、県独自の緊急特別要請を2月1日から出してきました。

 19日に開いた対策本部会議で、県内の医療提供体制への負担が緩和傾向にあるとして、3月21日までの期限を延長せず、終了することを決めました。

 3月22日以降は、ワクチンの3回目接種などを引き続き求める「再拡大防止期間」を4月10日まで設けます。