仙台空港の2021年度の旅客数は、前の年度に比べ36%増えましたが、依然として新型コロナ流行前の4割強にとどまっています。

 運営会社によりますと、仙台空港の2021年度の旅客数は約165万人で、約122万人だった2020年度より36%増加しました。

 感染拡大が落ち着いた2021年10月から12月に、秋の行楽や修学旅行による利用が増えたということです。

 しかし、過去最多の約372万人だった2019年度と比べると、4割強にとどまっています。

 運営会社ではワクチン接種の普及などを踏まえ、2022年度の旅客数は計画値で2019年度の9割に当たる約334万人としています。