仙台市の郡市長は市内の感染状況について、従来のオミクロン株より感染力の高いBA.2系統と疑われるケースが、半数近くに増えていると明らかにしました。

 郡市長「3月21日の週から割合が上昇しておりまして、約50%に迫る数値となっております。本市においても置き換わりが急速に進んでいると言える」

 郡市長は5日の定例会見で、感染者の検体をサンプル調査した結果、BA.2系統が占める割合が46%まで増えてきていると明らかにしました。

 BA.2系統は、感染力が従来のオミクロン株の1・3倍とされ、市内では3月半ばまでは10%前後で推移していましたが、3月21日の週に44%まで急増したということです。