宮城と山形を結ぶ蔵王エコーラインで、冬の期間の通行止めが解除されるのを前に、雪の回廊を歩いて楽しめるイベントが行われています。

 22日に通行止めの解除を控えた蔵王エコーラインで、除雪により出来上がった雪の回廊を往復2キロにわたって歩いて楽しむイベントが7日から始まりました。

 このイベントは観光客の誘致を目的に2016年に始まりましたが、2018年には噴火警報が出されたり、2020年から2年間は新型コロナの影響で中止になっていて、今回が4回目の開催です。

 野口ちひろアナウンサー「こちらが雪が最も積もっている縞の沢です。雪の壁の高さは約11メートルと過去最高。身長170センチの私と比べてもこんなに高いんです」

 今シーズンは積雪が多く、雪の壁は最も高い地点で約11メートルと例年と比べ2メートルほど高くなりました。

 青空が広がった7日は県の内外から約220人が参加し、ガイドの案内に耳を傾けながら、そびえ立つ雪の壁の迫力と美しさを感じていました。

 参加者「空と山とアオモリトドマツが見えるようにマッチしてくると素晴らしく感じる。圧巻です」「初めてで感動しました。東京にはない景色でね、とてもリフレッシュしてまた頑張れそうです」

 このイベントは10日まで行われます。