宮城県栗原市で小学1年の男の子がため池に転落し死亡した事故を受け、市は立ち入りを防ぐためのフェンスの設置作業を始めました。

 この事故は5日の夕方、栗原市築館のため池で友人ら5人と釣りをしていた市内に住む佐々木楓さん(6)が転落し死亡したものです。

 ため池には、立ち入りを禁止する看板は無く、杭とロープで囲っていましたが、老朽化で倒れていました。

 栗原市は、11日からため池の道路に面した部分に長さ46メートル、高さ1.8メートルのフェンスの設置作業を始めました。完了には3日程度かかる見通しです。

 事故を受け、栗原市は市内約2000カ所のため池の調査を終えていて、今週中にも結果を取りまとめるとしています。