宮城県内で最大震度6強を観測した地震から16日で1カ月です。山元町の仮置き場には2021年の地震を上回るペースで災害ごみが搬入されています。

 3月16日の地震で震度6弱を観測した山元町では、仮置き場を作り無料で災害ごみを受け入れていて、15日も午前9時の受け付け開始と同時に倒れたブロック塀を運び込む人の姿が見られました。

 町によりますと、今でも多い日には1日に40台ほどの車が搬入に訪れるということです。

 山元町では、2021年2月の地震でも震度6弱を観測し、仮置き場には約2カ月間で800台ほどの車が災害ごみを搬入しましたが、今回はそれを上回るペースだということです。

 2021年の地震よりも大きな被害が出ている住宅も多くあり、町では実態把握のため調査を急ぐ方針です。