生活困窮者を対象に食料品を無料で提供する、フードパントリーが仙台市青葉区で29日に行われました。
長引くコロナ禍で生活に苦しむ人を支えようと、弁護士らでつくる「反貧困みやぎネットワーク」と、市民団体「フードバンク仙台」が食料品を無料で配るフードパントリーを青葉区の勾当台公園で行いました。
会場にはフードバンクや企業などから届いた米や野菜、レトルト食品など数日分の食料品200人分が用意され、SNSなどの呼びかけで集まった人が受け取っていきました。
反貧困みやぎネットワーク・太田伸二事務局長「どこに相談していいか分からない人のためにこの場を設けた。たくさんの人が来て食料を受けってとって話を聞かせてほしい」
コロナの影響が長引き借金や国からの貸付金の返済ができなくなり破産するケースが多くなっているということで、弁護士らが生活や労働の相談に応じる専用ブースも設けられました。