気仙沼市では29日から遊覧船の運航が始まりました。北海道知床半島沖で起きた観光船の事故を受け改めて安全な運航を誓いました。

大型連休で多くの観光客が見込まれる中、営業開始前にスタッフ全員でミーティングを行い改めて「安全最優先」を確認しました。

大島汽船・尾形美由紀船長「まず安全運航最優先ということで、運航基準の順守、またお客さまには必ず笑顔で帰っていただけるようにと運航前にミーティングをしたところです」。

気仙沼湾の遊覧船は、雄大な景色や港の様子を海上から楽しめると人気で、29日も多くの観光客が乗船していました。

乗客「とっても素敵でやっぱり船に乗らないと見られない景色がありますよね。乗せていただいて良かったなと思います」

「懸念もあったのですが気仙沼の波は比較的穏やかというところと天気予報なども見ながら来ました」。

大島汽船では1年に2回、東北運輸局と海上保安署の安全点検を受けているほか、運航日には自主点検をしているということです。