宮城県農業高校で、全校田植えが行われました。昔ながらの手植えで米作りの苦労を学びます。

 全校田植えは、クラス対抗で植え付けの丁寧さやきれいさを競う、宮城農業で40年以上続く行事です。

 学校の水田に全校生徒約700人がクラスごとに一列に並び、県のブランド米、だて正夢の苗を手で植えていきました。

 生徒「みんなで一致団結して一つのことをして、きれいに植えられたので良かったと思います」

 佐々木英貴教諭「コロナ禍でいろいろな行事が縮小される中で、全校生徒そろって外でこうやって活動できるっていうのはすごくうれしい思いで、教職員も生徒も同じ思いでやっていると思います」

 水田は、農業科の生徒が実習の授業を通して管理します。秋には収穫感謝祭をして米を味わうということです。