宮城県多賀城市で飲酒運転の車が高校生の列に突っ込み、18人が死傷した事故から22日で17年です。飲酒運転根絶の日と定められたこの日を前に、大和町で県民大会が開かれました。

 新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった大会には、警察や地域住民ら約350人が参加しました。

 犠牲者に黙祷を捧げたあと、仙台育英高校の生徒代表が飲酒運転根絶のメッセージを読み上げました。

 仙台育英高校安倍佳祐さん「私は、飲酒運転の根絶は不可能でないと考えます。皆さん自身が少しでも意識を改めることで飲酒運転は必ず無くなるはずです」

 県警によりますと、2022年の飲酒運転による事故は4月末の時点で15件と、前年の同じ時期と比べ1件多くなっています。