宮城県が生産量全国1位を誇るホヤの新ブランドが発表されました。その名も「ほやの極み」。鮮度管理を徹底して、臭みのないうま味たっぷりのホヤを提供します。

 31日、宮城県石巻市で新ブランドの発表会が開かれました。

 「ほやの極み」は、県内の生産者や加工会社などが加盟する宮城ほや協議会が自主基準を作り、生産から加工、販売まで鮮度管理が徹底されたものです。

 独特のうま味を損なわないためには温度と水、時間の管理が重要で、10度以下に保つ、真水を吸わせない、水揚げから2日以内に消費、の3つが認定の基準です。

 原発事故の影響で韓国への輸出が再開できていないことから、国内の消費者に本来のおいしさを知ってもらい販路の拡大を図ります。

 本田水産本田太会長「おいしいホヤを提供することによって、お客さんを増やそうと。48時間以内に食べてもらうことを宣言して食べてもらう。そして、臭くないホヤを食べてもらう。これが大事なことですね」

 今のところ「ほやの極み」には3社の殻付きホヤが認定されていて、6月中には県内で販売される予定です。