東から西と異例の進路で進む台風15号はまもなく本州に上陸します。宮城県内ではこのあと、暴風や高波が強まる見通しで仙台管区気象台が警戒を呼びかけています。

 井口亜美アナウンサー「風が強く立っていると体が持っていかれるような強さとなっています。皆さんを見てみても風で傘があおられないようにしっかりと持つ様子が見られます」

 午後5時までの最大瞬間風速は、石巻で23.7メートル、仙台で21.4メートルなど、宮城県内4地点で20メートルを超える暴風を観測しました。

 地元の高校生「4人で傘さして歩いていたら全部ひっくり返って壊れました」

 滋賀県からの観光客「もう少し観光する予定はあったが駅周辺になってしまった。多少は影響がある」 

 広島からの観光客「明日ちゃんと飛行機飛んで帰れればいいなと思ってます」

 台風15号は午後5時現在、茨城県沖を1時間に約20キロの速さで西南西へ進んでいて、このあと茨城県付近に上陸する見込みです。茨城県への台風の上陸は観測史上初めてとなります。

 11日午後6時までに予想される24時間降水量は、多いところで東部・西部ともに150ミリと予想されています。

 仙台管区気象台は、引き続き、大雨による土砂災害や、低い土地の浸水、河川の増水などに警戒するよう呼び掛けています。

 お盆期間で普段よりも利用客の多い交通機関にも影響が出ています。

 JR東日本によりますと、仙台駅と品川駅を結ぶ「特急ひたち」は、午後から仙台駅といわき駅の間で区間運休となっています。

 東北新幹線や県内の在来線にはこれまでのところ大きな遅れは発生していません。

 JRの各線は明日、平常通り運行する予定です。

 仙台空港を発着する便は午後4時半現在、国内線と国際線の合わせて27便が欠航となっています。

 フェリーは仙台から苫小牧や名古屋に向かう太平洋フェリーが欠航となったほか、石巻と田代島や網地島などを結ぶ網地島ラインも全便が欠航となりました。