宮城県が新型コロナに感染した患者に送付する書類を、誤って別の患者に送っていたことが分かりました。

　県は、新型コロナの患者に職場での仕事を控える期間を伝える就業制限通知書と、療養先と療養の期間を示した通知書を送付しています。

　県によりますと１５日、石巻保健所登米支所の職員が、患者にこの通知書を発送する際、誤って別の患者の書類も一緒に送っていたということです。

　通知書には患者の名前や住所、症状などが記載されていました。

　通知書を受け取った患者が、保健所に連絡したことで誤りが発覚しました。

　発送に当たっては２人以上の職員でチェックする必要がありましたが、行っていなかったということです。

　県は複数の職員での確認を徹底し、再発防止に努めるとしています。