20日夜、宮城県多賀城市の自動車整備工場で、修理中のタンクローリー車が爆発し男性が死亡しました。

 警察によりますと20日午後7時半ごろ、多賀城市栄の森山ディーゼル仙台工場でタンクローリー車が爆発し、仙台市泉区の笹原知征さん(45)が頭を強く打ち死亡しました。

 当時、笹原さんはタンクローリー車のタンクの部分の修理ため溶接作業を行っていたということです。

 周辺で作業をしていた人にけがはありませんでした。

 修理はタンク内のガソリンを抜いて行われていましたが、警察は揮発したガソリンに溶接作業の火花が引火した可能性があるとみて、安全管理に問題が無かったか詳しく調べています。