20日に仙台地裁で開かれた裁判で、裁判員の男性が居眠りをしたとして、被告の弁護側がこの裁判員の解任を請求しました。仙台地裁は男性からの辞任の申し立てを受け、解任しました。

 仙台地裁で20日、強盗殺人や放火の罪に問われている住所不定無職、岩崎恭子被告の裁判員裁判が開かれました。

 この裁判で、弁護側が無罪の主張などをしている時に、裁判員の男性が居眠りをし、およそ5分間にわたって廷内に大きないびきが響き渡りました。

 このため大川隆男裁判長が休廷とし、約10分後この裁判員も出席して裁判が続けられました。

 閉廷後、弁護側は「居眠りしている裁判員に裁かれるなど考えられない」「審理を聞いておらず裁判の公平に対する信頼を損なう恐れがある」などとして、裁判員法に基づき、仙台地裁にこの裁判員の解任を請求しました。

 被告の弁護人によりますと仙台地裁は20日、裁判員の男性からの辞任の申し立てを受け、解任したということです。