宮城県内で16日、新たに958人の新型コロナウイルス感染が確認されました。過去最多を更新しました。

 感染が確認されたのは、仙台市567人、名取市61人、多賀城市32人、石巻市30人、気仙沼市27人、大崎市・富谷市で各23人、利府町21人、岩沼市19人、登米市・塩釜市で各17人、柴田町13人、東松島市 12人、亘理町・美里町・県外で各11人、白石市・栗原市で各10人、角田市・女川町で各6人、大衡村・七ヶ浜町で各5人、涌谷町・大和町で各4人、蔵王町・大河原町で各3人、大郷町2人、村田町・松島町・山元町・加美町・色麻町で各1人の計958人です。

 年代別では、10歳未満151人、10代180人、20代157人、30代147人、40代139人、50代76人、60代58人、70代32人、80代9人、90代8人、100歳代1人です。

 宮城県の土曜日の感染者は、6月4日274人、11日273人、18日284人、25日215人、7月2日246人、9日512人、16日958人と推移しています。過去最多だった2月9日の932人を上回り、過去最多を更新しました。

 仙台市内の高齢者施設では、これまでに14人の感染が確認され、クラスターが発生しました。また、県内の漁港に停泊中の漁船でも15人の感染が確認され、クラスターが発生しました。

 宮城県のまとめによりますと、16日午後1時時点で療養者が5190人で、内訳は入院110人、宿泊療養984人、自宅療養2815人、入院・療養先の準備中・調整中1281人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で16.7%(88/527床)、重症病床は0.0%(0/55床)、仙台医療圏に限ると21.7%(75/346床)、重症病床は0.0%(0/40床)です。

 宮城県が発表している14日現在のPCR検査等の実施状況は、11日2610件(陽性741)、12日2079件(陽性853)、13日2044件(陽性781)、14日1496件(陽性37)です。コールセンターへの相談件数は、11日619件、12日623件、13日683件、14日680件となっています。