校舎のひび割れや遊具の腐食など、学校の建物や設備の安全点検の技術を高めようと宮城県岩沼市で講習会が開かれました。

 この講習会は、2021年4月に白石第一小学校で防球ネットの支柱が倒れ、児童1人が死亡した事故を受けて県教育委員会が開催しました。

 学校の施設や設備の安全管理について、意識や技術を高めることが目的です。

 講習会では実際に防球ネットや遊具を見て回り、教職員が行う日常の安全点検で注意すべきポイントを確認しました。

 講師「雨が降りました、土の部分からここに水がたまります、当然さびてきます。木製じゃない、鉄製だから安全だということは一切ないです」

 大和町立小野小学校石川順子教諭1「大人だったら登らないけど、子どもなら登るかもしれない危険があるんじゃないかという想像力を働かせてというところを、校内の職員にも早めに伝える機会を設けて伝えていきたい」

 講習会は、栗原市と涌谷町でも開かれます。