宮城県七ヶ宿町で、恒例の夏の成人式が行われました。

 七ヶ宿町では冬に雪が多いことなどから、1966年度以降お盆休みに合わせて成人式を行っています。

 今年4月に民法の改正で、成人年齢が18歳に引き下げられましたが、七ヶ宿町ではこれまでと変わらず、今年度二十歳を迎える人を対象に成人式を開催しています。

 今年度の対象者は13人で、このうち式典には11人が出席しました。

 新成人代表・佐藤沙希さん「二十歳を機に有言実行を目標に勇気を出して一歩踏み出し、様々なことに挑戦していきたいです」

 式に参加した新成人は、大人としての決意を新たにしました。

 新成人「ちゃんと地元で働き続けて、職場の人に認められるように、これから頑張っていきたいなと思ってます」

 新成人「当たり前を当たり前にできるっていうのが、やっぱり大人としてとても大事なんだなというのがあるので、ちょっとずつ大人に近づけるようにしていきたいなという風に思っています」

 なお、県内では3年前まで色麻町と大崎市鳴子地区でも、夏に成人式を実施していましたが、コロナの影響による延期などを経て、現在は、七ヶ宿町だけになりました。