悲願の甲子園初優勝を果たした仙台育英の選手や監督が23日午後、仙台に戻りました。JR仙台駅には多くのファンが詰めかけ、温かい拍手で選手を出迎えました。

 仙台育英の選手を乗せた新幹線です。

 平山栄大カメラマン「優勝旗を乗せた新幹線が、悲願だった白河の関を越えました」

 優勝旗が福島県の白河の関を超えたのは午後2時18分。その時、選手たちは。

 仙台育英志賀大智応援団長「今、白河の関、越えました!いえーい」

 仙台育英佐藤悠斗主将「東北の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」

 福島県の白河の関です。ここにある白河神社の事務所前には仙台育英の勝利を祝う看板が掲げられていて、宮司がこの場所からは見えない新幹線に向かって手を振り呼びかけました。

 白河神社西田重和宮司「おめでとうございます。ご苦労様でした」

 午後3時頃、JR仙台駅は多くの人が詰めかけていました。

 高橋直希記者「優勝を決めた仙台育英の選手たちが仙台駅に到着しました。駆け付けた市民が温かい拍手で迎えています。優勝盾を手にしています」

 多くの人たちは温かい拍手で選手を出迎え、仙台駅長が花束を贈呈し選手の悲願達成を祝いました。