25日朝、最大震度が東北地方で6強、宮城県で震度5弱を観測する強い地震が発生しました。気象庁は、今後1週間ほどは最大震度6強程度の地震に注意するよう呼び掛けています。

 25日午前7時半ごろ、岩手県沖を震源とする地震が発生しました。地震の規模を示すマグニチュードは7.2と推定されています。

 宮城県では登米市で震度5弱を観測したほか、震度4を石巻市、東松島市、松島町、岩沼市、丸森町、大崎市、栗原市、気仙沼市、美里町、涌谷町で観測しました。

 この地震で若干の海面変動の可能性がありますが、被害の心配はありません。

 東北電力によりますと、女川原発に異常は無いということです。

 各地の消防によりますと、宮城県ではこれまでにけが人や建物被害などの報告はありません。

 地震の影響で、東北新幹線が全線で一時運転を見合わせました。

 利用客「仙台から東京まで行く予定でした。午前中のうちに大学行きたかったんですけど、それが狂ってしまって行けなくなりました」

 JR東日本によりますと、東北新幹線は午前9時半ごろに仙台−東京間で、午後2時ごろには仙台−新青森間で運転を再開しました。

 本数を減らして運転しているほか、一部の列車で遅れが出ています。

 在来線では、常磐線の仙台―原ノ町間で一部列車に遅れが出ています。

 今回の地震で気象庁は、日本海溝と千島海溝の付近でマグニチュード7.0以上の地震が起きた場合に出す、後発地震注意情報を発表しませんでした。

 精査した結果、発表の対象となるモーメントマグニチュードが6.8で、基準を満たさなかったということです。

 ただし、多くの巨大地震は前触れなく発生することから日頃の備えを確認するとともに、1週間ほどは最大震度6強程度の地震に注意してほしいと呼び掛けています。