全国旅行支援が始まり、仙台空港を利用する人も増えています。旅行支援に合わせて始まった、若者を対象とした航空運賃の一部助成キャンペーンも好調のようです。

 上野比呂企アナウンサー「仙台国際空港の保安検査前です。午前10時半現在大きな混雑は見られませんが、最も混む時間帯の午前9時にはこの3日間、エスカレーターの前まで列が続いていたということです」

 仙台空港によりますと、コロナ禍では見られなかった大きな変化だと言います。

 仙台国際空港筒井公一施設営業部長「やっと空港に活気が戻りつつあると思っています。私どもも利用客が増えることで大変喜ばしく思っています」

 全国旅行支援に合わせ、宮城県は学生などの若者に仙台空港を利用してもらおうと、航空運賃の一部を補助するキャンペーンを始めました。

 対象は18歳から24歳までで、仙台空港を発着する国内線を往復で利用した際に運賃が1万円以上の場合、5000円が1人1回限りキャッシュバックされます。

 初日の11日には、100件以上の申し込みがあったということです。

 仙台国際空港筒井公一施設営業部長「(仙台空港は)東北の玄関口という位置づけと僭越ながら思っておりますので、(行動力のある若者に)東北の良さをアピールできればと思っていますで、そういったキャンペーンがあるというのは空港としては大変ありがたい」

 また、仙台空港では国際線フェアとして韓国の食料品や雑貨など200品ほどを集めた物産展が13日から始まりました。

 21日からは、中国やタイにスポットを当てたイベントを予定しています。