宮城県の工芸品や食品を展示販売し、宮城県のものづくりを応援しようというイベントが仙台市青葉区で始まりました。コンセプトは「モシダテ」、「もし、伊達政宗公が現代に生きていたら気に入りそうなもの」です。

 青葉区のサンモール一番町商店街で21日から開かれている「モシダテパビリオン」。

 文化人としても知られ、おしゃれなイメージがある伊達政宗公が現代に生きていたら気に入りそうなもの、をコンセプトに県内で作られた工芸品や食品を展示販売しています。

 気仙沼市で栽培された藍で染めたストールや、政宗公の好物と言われる大豆を具材にしたおにぎりなど、県内56の企業・団体が出店しています。

 コロナ禍で人出の減った商店街を活気づけようと、テナントの空いたビルも会場となり工芸品の展示の他、地酒の試飲コーナーが設けられています。

 初日の21日は、村井宮城県知事や仙台市の郡市長も訪れ、仙台箪笥や秋保で制作されたガラス細工などを見て回りました。

 モシダテプロジェクト佐々木浩代表「是非たくさんのお客様に、仙台って、宮城って、旧仙台藩ってこんなにいいものあるんだって、知らなかったっていうことをぜひ体感していただきたい」

 「モシダテパビリオン」は23日まで開催されています。