11月9日から秋の火災予防運動が始まるのを前に、仙台市内では子どもたちがパレードをするなどして、防火を呼びかけました。

 青葉区の商店街で行われた防火パレードには、保育園の園児43人が参加し、火の用心を呼びかけました。

 その後行われた防火イベントでは、消防音楽隊による演奏が行われ、多くの人が足を止めて聞き入っていました。

 また、東北大学落語研究部の取芽機家乾湿布(とるめきや・がんしっぷ)さんが、仙台市消防局と共同で作ったオリジナルの落語を披露しました。

 電気機器や住宅用火災警報器の点検・交換を、ユーモアたっぷりに呼びかけました。

 東北大学落語研究部・取芽機家乾湿布(とるめきや・がんしっぷ)「タコ足配線も火事の原因になるんですから。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10・・・10本も刺さってんじゃないあんた何考えてんのよ」「え?10本も刺さってました?10本てことはもうタコ足配線じゃなくてイカ足配線ですね」

 また、宮城野区のサーカス会場では6日、宮城野消防署の署員が訪れパフォーマンスをしながら、住宅用火災警報器の点検などを呼びかけました。

 仙台市宮城野消防署佐藤忠秀予防課長「住宅用火災警報器が付いているということをなかなか意識されない部分も多いと思いますので、こういったパフォーマンスを通して皆さんに知っていただいて点検の方を進めていただければと思っております」