仙台市内の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の下水調査で、今週はこの夏の第7波のピークに迫る見通しが示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから毎週、仙台市内の感染者数を予測しています。

 先週、仙台市内で感染が確認された人は予測値7613人に対し7781人と、前の週より3割以上増え5週連続で増加しました。 今週は1万を超え、第7波のピークに迫る見通しが示されました。

 佐野教授は、1日当たり2000人程度の感染が確認される恐れもあるとして、対策の継続を呼びかけています。