2008年に仙台市若林区古城で起きた強盗致傷事件から、11月18日で14年です。時効まであと1年となり、警察官が現場周辺で情報提供を呼び掛けました。

 2008年11月、宮城刑務所北側の路上で当時39歳の会社員の男性が、土木作業員のような服装をした2人組の男に傘で左目を刺され、財布などが入ったバッグを奪われました。2023年11月18日に時効を迎えます。

 男性は一命はとりとめたものの、今も話したり歩いたりすることはできない状態だということです。

 18日、現場付近で警察官や地域住民がチラシを配り、情報提供を呼び掛けました。

 若林警察署菅原仁刑事第1課長「是が非でも事件を解決したく、捜査を継続しているような状況でございます。どんな些細な情報でも結構でございます。警察の方まで情報をお寄せいただきたい」

 警察が設けた専用のフリーダイヤルには、これまでに約170件の情報が寄せられましたが、犯人逮捕につながる有力なものは少なく年を重ねるごとに件数も減っているということです。

 事件に関する情報は、若林警察署かフリーダイヤル0120−886−603番で受け付けています。