宮城県の7つの団体が、県が進める仙台医療圏の4病院再編構想に反対する約4万9000人分の署名を県に提出しました。

 13日午前9時ごろ、医療従事者や労働組合などで作る宮城県の7つの団体が県庁を訪れ、仙台医療圏にある4つの病院の統合や移転集約に反対する4万8980人分の署名と撤回を求める声明を提出しました。

 地域医療を守る共同行動みやぎ連絡会岩倉政城共同代表「なぜ県民の声を聞かずに自分たちだけの意見で、この統廃合を進めている背景をえぐり出していく必要がある」

 県の担当者は「4つの病院の再編は、地域医療を維持するために必要な検討」と回答しました。

 県は、年度内に再編構想の方向性を示す考えです。