仙台市は、東日本大震災から12年となる3月11日の追悼式について2年ぶりに式典形式で開催すると発表しました。

 仙台市の追悼式は、3月11日の午後2時半から宮城野区の宮城野体育館で行われ、地震発生時刻の午後2時46分に黙とうし、市長の式辞や献花を行います。

 参列者は遺族ら約800人を予定していて、コロナ前と同じ規模になる見込みです。前年は新型コロナの感染拡大を受け自由献花のみで実施していて、式典の開催は2年ぶりです。
 関連行事としてキャンドルナイトや防災や減災について学ぶフォーラムも予定されています。

 郡仙台市長「ご遺族や被災された方々のお気持ちに寄り添う機会とするとともに、防災環境都市仙台として防災・減災のまちづくりを世界に広げ未来につないでいくことを改めて誓う場にしたい」

 献花場は追悼式の会場のほか、勾当台公園市民広場や宮城野・若林・太白・泉の各区役所などに設けられます。