宮城県石巻市の双子の高校生がこの春、高校を卒業し大相撲の伊勢ノ海部屋に入門することになりました。

 宮城県水産高校3年の飯野錬さんと禅さん。この春、伊勢ノ海部屋への入門が決まりました。

 1日には伊勢ノ海親方が高校を訪れ、2人を励ましました。

 「相撲部屋に入る日が近づいてきたが今の気持ちは?」
 兄・錬さん「不安です!周りの人とちゃんとコミュニケーション取れるかが不安です」

 兄の錬さんは身長1メートル92センチ体重180キロ。弟の禅さんは身長1メートル90センチ体重184キロと、力士としても体格に恵まれています。

 2人は柔道の指導者である両親の影響もあり、中学・高校は柔道部に所属していましたが、小学生の時には地元のわんぱく相撲で活躍しました。

 錬さんと禅さんは3月下旬から伊勢ノ海部屋での生活を始め、5月の夏場所で初土俵を踏むことになっています。

 兄・錬さん「力士が必ずやる四股だったりすり足だったり股割りだったり、基礎をしっかりやっていきたいです」

 弟・禅さん「絶対幕内にはなりたいです。その後は力を付けてから考えます」