七十七銀行で一足早く入行式が行われ、新入行員の代表が「地域の発展に役立ちたい」と抱負を述べました。

 七十七銀行では、4月から業務を円滑に始められるようここ数年、入行式を3月下旬に実施しています。

 式典では新入行員89人の名前と所属が一人一人読み上げられ、行員の代表に小林英文頭取から辞令が交付されました。

 小林頭取は訓示で「ウィズコロナという前例のない環境にある。変化を恐れず新しいことに積極的にチャレンジしていただきたい」と呼びかけました。

 新入行員代表安達大貴さん「地域の発展に向けた支援の一翼を担わせていただくことの責任の大きさに、私たち一同決意を新たにしている」

 新入行員の多くが各地の支店で働き始める一方、七十七銀行が強化を図るデジタル技術を生かして業務の効率化と利便性の向上に取り組むデジタル戦略部に配属される新人もいます。

 デジタル戦略部八谷百花さん「銀行は膨大なデータを持っているのでそのデータを利用して、(顧客の)悩みだとか求めていることが解決できるようになりたいです」

 新人たちは、4月3日から配属先で研修を受けながら仕事を始めます。