仙台市中央卸売市場で、入荷が本格化する宮城県産の養殖ギンザケの試食会が行われました。

 7日朝、仙台市中央卸売市場では県産の養殖ギンザケ、みやぎサーモンを使った料理が並び、市場関係者に握り寿司が振る舞われました。

 みやぎサーモンは、水揚げ後すぐに血を抜く活け締めなどを行い鮮度を保ち、全国にブランドギンザケとして売り出しています。

 仙都魚類岡野力さん「例年より水温が高く成長もちょっと早まっていますので、本来はゴールデンウイーク前から本格搬入ですが、4月から搬入が始まってますので、是非召し上がっていただきたいと思います」

 前の年は春先の低水温で稚魚の成育が遅れたことを踏まえ、サイズの大きい稚魚を取り寄せることで約1万5000トンの水揚げ量を確保したいとしています。