5月8日から新型コロナの感染症法上の扱いが、インフルエンザ並みに引き下げられます。これに伴い仙台市は、自宅療養者への食料品の支援などを廃止する方針を示しました。
新型コロナの感染症法上の分類について、政府は5月8日に厳しい隔離などの対策が必要になる2類相当から、インフルエンザ並みの5類へ引き下げます。
仙台市の郡市長は11日の会見で、5類引き下げ後は市が行っている自宅療養者への食料品支援や、陽性者が医療機関を受診するための車の手配などについて、国の通知に基づき廃止する考えを明らかにしました。
保健所による入院調整や電話相談の窓口も段階的に廃止する方針です。
郡市長「本市における具体的な対応などについては、県や仙台市医師会など関係する皆様方と協議しながら進めているところでして、引き続き詳細を詰めていくと聞いております」
市は大型連休前の4月末に、5類への引き下げに伴う市の具体的な対応を公表することにしています。