宮城県は22日は、仙台市でも空がうっすらとかすんでいました。仙台管区気象台は午後2時ごろ、黄砂の観測を発表しました。

 川原千夏子記者「午前11時半を回った仙台城跡です。ここから仙台の街並みを見てみますと、まだ黄砂は観測されていませんが、かすんでいるように見えます」

 仙台管区気象台は午後2時ごろ、黄砂を観測したと発表しました。黄砂の観測は4月12日と13日に続き2023年に入り3回目で、見通しが効く距離を示す視程は10キロ以上です。

 伊達政宗公の騎馬像を目当てに仙台城跡を訪れた人からは、いつもは仙台を一望できる眺めがぼんやりとかすんでいて、がっかりする声が寄せられました。

 「もうちょっときれいに見えたらね、お天気もいいから良かったんですけれども。のどはちょっと痛いですね」「ここから海のほうも見えたりもするんですけれども、黄砂で見えない感じで。ちょっとなんかイガイガはしますよね」

 気象台によりますと、黄砂の飛来は22日いっぱい続く見込みで、23日以降はおさまるということです。