宮城県議会議員が旧統一教会の関連行事に参加した際に政務活動費を支出したのは違法として、仙台市民オンブズマンが返還を求める訴訟を仙台地裁に起こしました。

 訴えによりますと県議会の最大会派、自民党・県民会議は、2017年から22年にかけて旧統一教会との関わりが指摘される行事への所属県議5人の参加費などに政務活動費約51万円を支出したのは違法だとして、会派に返還させるよう村井知事に求めています。

 仙台市民オンブズマン石上雄介事務局長「旧統一教会関連団体は社会問題化していて、その団体とのお付き合いがどうやったら(政務活動費の本来の使途である)宮城県の県政発展に結びつくのか分からない」

 今回の提訴について県は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。