成年後見人として管理していた男性の銀行口座から現金420万円を横領したとして、元司法書士の男が仙台地検に逮捕されました。

 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、秋田県仙北市の元司法書士、石川芳弥容疑者(62)です。

 石川容疑者は2020年9月、成年後見人を務めていた80代の男性の口座から2回にわたり420万円を引き出して横領した疑いが持たれています。

 横領は2022年5月に仙台家庭裁判所の調査で発覚し石川容疑者はその後、宮城司法書士会を退会しました。

 仙台地検は、石川容疑者が他にも複数の高齢者の口座から横領した疑いがあるとみて調べています。