夏の甲子園。仙台育英は19日、準々決勝で岩手代表・花巻東と対戦します。チームは18日、最終調整を行いました。

 準々決勝の相手は花巻東。高校通算140本塁打の佐々木麟太郎君はプロ注目です。今大会はここまでホームランこそないものの12打数6安打と結果を残しています。

 須江航監督「佐々木麟太郎を中心に能力高く、結果も出ている花巻東さんの野球の本質は相手にとって嫌なことをする細かい野球。しっかり守った上で安定したゲーム運びをしながら終盤に入っていけたらというふうに思っています」

 仙台育英は17日、履正社戦でキャッチャー尾形樹人君が決勝点となるスクイズを決め、リリーフで登板したエース高橋煌稀君は4回無失点と好投!チームを勝利に導きました。

 仙台育英は午後3時から19日の準々決勝に向けて練習しました。

 高橋君はピッチングは行わず、体幹トレーニングに取り組み、尾形君は守備練習などで汗を流しました。

 小学校からバッテリーを組む幼なじみの2人。抜群の信頼感で、19日の東北勢対決に臨みます。

 高橋煌稀投手「小中高と組んできたので、尾形とは一番信頼がありますし、とても楽しく投げられていますし、これから一戦一戦一緒に頑張っていきたい」

 尾形樹人捕手「佐々木(麟太郎)君には打たれても良い。前のバッターを出さないように複数失点をしないように準備してきたことを出したい」

 ベスト8には青森の八戸学院光星も進出しています。夏の甲子園で東北勢3校がベスト8に進出したのは大会史上初めてです。

 仙台育英と花巻東の東北勢同士の準々決勝は19日の第4試合です。