仙台市の新型コロナの感染者数は、引き続き高い水準が続いています。

 仙台市で3日までの1週間に確認された新型コロナの感染者数は1医療機関当たり23.18人で、前の週に比べ0.25人減りました。2週続けて20人台の高い水準が続いています。

 地域別では泉区が34.0人と最も多く、次いで若林区が26.57人、青葉区が22.18人などとなっています。

 インフルエンザの患者数は増えていて、1医療機関あたりの患者数は前の週の2倍以上の5.34人となり、流行開始の目安となる1を超える状況が続いています。

 この時期の感染者数としては過去5年間平均の約180倍に当たり、仙台市は「異例の状況だ」としています。

 市では熱中症に注意しつつ、適切にマスクを着用したり、換気したりするよう呼び掛けています。