敬老の日のきょう、郡仙台市長と伊藤副知事が、宮城県内最高齢の112歳の女性に記念品を贈り、長寿を祝いました。

 県内最高齢の三浦ヱミ(みうらえみ)さんは明治44年生まれの112歳。

 仙台で生まれ、現在は、仙台市泉区の介護老人保健施設で生活しています。

 明治、大正、昭和、平成、そして令和と5つの元号を生き、子ども3人、孫3人ひ孫1人に恵まれました。

 1日2食をしっかり食べることや、車いすに座りながら上半身を動かす軽い運動をすることが長寿の秘訣だということです。

 また、音楽教師やピアノ教室をしていた経験から歌うことを日課にしています。

 三浦さんの長男・紘さん(79)は「本当にすごいこと。絶対追い付けない高い母の壁は乗り越えられないと思う」

 長女・坂上元子さん(81)は「5つの元号を生きすごいと思う。大変おめでたいことで、皆さまにお祝いしていただいて本当に光栄に思う」

 県内の100歳以上の高齢者は、9月1日現在、去年の同じ時期より48人多い1589人と過去最多を更新しています。

 このうち男性は179人、女性は1410人と女性が9割近くを占めています。