秋の風物詩「芋煮会」がシーズンを迎えていますが、この暑さで、芋煮に欠かせない野菜に影響が出ています。

 秋の風物詩「芋煮会」。

17日に山形市で行われた「日本一の芋煮会フェスティバル」では、およそ3万食の芋煮が振る舞われ、多くの人でにぎわいました。

 仙台市青葉区芋沢にある芋煮会場は、鍋や食材を店が準備してくれ、手ぶらで楽しめる手軽さもあり、週末を中心に多くの人でにぎわっています。

 新型コロナの5類移行後、初めての「芋煮会」ということもあり、特に会社関係の予約が増えていると言います。

 しかし、今年は芋煮に欠かせない材料に異変が。

 記録的な暑さの影響で野菜の値段が上がっているのです。

 この店では、サトイモを多い日で50キロほど使用しますが、その値段が例年より2割ほど高くなっているということです。

 そのほか、ネギやニンジンなども軒並み値上がりしています。

 予約がピークを迎える10月を前に不安を抱えていますが、今のところは値上げはせずに営業する予定です。