高校野球、夏の甲子園決勝の再戦です。国体に出場している仙台育英が甲子園決勝で敗れた慶応との1回戦に臨みました。

 仙台育英は1回。満塁のチャンスで6番住石がセンター前に弾き返すタイムリー。2点を先制します。

 3点リードの4回には3番湯浅、6番住石の2本のタイムリーで2点を奪い、5対0とリードを広げます。

 先発の湯田は5回まで慶応打線をノーヒットに抑える好投。しかし、6回ヒットとフォアボールで満塁のピンチ招き、打席には4番延末。切れ味鋭いスライダーで三振を奪いピンチを切り抜けます。

 その後も追加点を加えた仙台育英は、7回コールドで慶応に勝利し夏の雪辱を果たしました。

 仙台育英は11日に準決勝で北海道の北海と対戦します。

 なお、雨天順延の影響で決勝は実施せず、準決勝に勝利した2校が優勝となります。